公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

【第3回】相続を甘く見てはいけない

今までの経緯は、こちらをご覧ください。

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司法書士さんにこちらの事情に合いそうな税理士さんを紹介してもらい、さっそく税理士事務所を訪ねます。いきなりアポイントなしで向かいましたが、快く税理士さんは迎えてくれました。

まずは事情を話したのち、相続税の試算を依頼しました。その際に固定資産税の課税明細書を持参しました。相続税の試算に必要だと考えたからです。ただ、相続税は固定資産だけに課税されるものではありません。銀行預金、株券等にも課税されます。万全を期すため、税理さんに下記のものを準備するように依頼されました。

・固定資産税の明細書(これは、今回持参)
・銀行の預金残高が分かるもの
・証券会社の残高
・固定資産の登記名義

まずは、固定資産税の明細書ですがこれは、年度の初めに市町村役場から郵送されていると思います。ここに住所、地積、評価額等が記載されています。
↓ 固定資産税の明細書の一部
 

銀行等の残高ですが、通帳をかき集めても良いですが我が家の場合は、銀行に残高の明細書を発行してもらいました。私のような専業個人投資家にはやや、信じがたいのですが父のメインバンクの某信用金庫は、一人の人間に何冊も通帳を発行しているようで本人もよく分からないとのことでした。私は、決済用に郵便局、銀行が2件、ソニー銀行と4冊の通帳です。これでも多いと考えていますが、某信用金庫はどういうお考えなんでしょうね? 結局、父の某信用金庫は定期含めて9つの口座がありました。(^_^;)\(・_・) オイオイ

証券会社の残高は、昔ながらの営業さんが来訪するオフライン証券? なので直ちに計算書が手に入りました。こちらは残高はそんなにありませんでしたが、営業さんに一任してあったようで相当前のインド株投信が残高に入ってました。そろそろ、解約時期かもね?


最後の登記名義ですが、これを登記所(法務局)で調べると費用も時間も大変です。私が過去の資料を確認したところ、数年前までは固定資産税の明細書に登記名義も記載されていることが分かったので探し出して、表にまとめることにしました。なお市町村役場は、登記名義を法務局と定期的にやりとりをしているようです。ですので、法務局での費用を節約したい場合は、市町村役場の税務担当課に相談するのも良い方法だと思います。

ただし、最新の情報ではないことと、個人情報やなんやらで情報開示を拒まれる可能性もありますのでご了承ください。市町村役場で一番、個人情報に細かいのは税務担当課です。私の公務員時代の経験では、一番口が堅かったです。逆は土木の技術系の人達かな? 特にお酒が好きな人は口が軽い人が多いです。あくまでも私の経験ですので悪しからず。


※いつも、ブログをご覧頂きありがとうございます。相続は、親族が亡くなってから発生するものです。しかし、親族を亡くした喪失感の中、相続をするのは大変だと思います。将来的に発生するそういう事態を避けるために、私は市役所を辞めて時間が作れたことから、相続の事前準備をすることにしました。今後のブログのネタバレになりますが、相続の事前準備をしていなかったら、我が家は相続税が支払えずに相続放棄や銀行からの借り入れをすることになっていたかもしれません。本ブログでは、可能な限り私の経験を書き込みしたいと思っています。皆さんの参考になれば幸いです。ご質問等あれば、可能な限りお答えしますのでコメントに書いていただけると幸いです。