公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

チャート分析を再学習(認定テクニカルアナリストに挑戦)

 このブログ、最近はほとんど投資のことを書いておらずロードバイクブログになっていますが投資の方は、仕事として続けています。大半の資金はファンドやETFを使って運用していますが、趣味的な要素で運用資金の10%程度は個別銘柄を買っています。その銘柄選別の考え方は、

・配当が2%以上。
・増配傾向。
・同業他社に比べて割安。
・財務が比較的健全。

が第一段階のスクリーニング条件です。その後、会社の情報を細かく調べて投資候補とします。12月12日現在、四季報に載っている銘柄の内、120銘柄が投資候補として上がっています。その投資候補として上がった銘柄をどのタイミングで買うか?ですが、私はテクニカル分析を用いてタイミングを計っています。売るときも同じです。そのテクニカル分析ですが、実は私は昔からあまり得意ではありません。MACDでは騙しにあい、一目均衡表ではまったく見当違いの読み方をしたりしています。なぜ、こんなことになるのかな?って考えてみました。すると、つまみ食いでテクニカル分析を勉強しているためオシレータ系ばかり使っていたり、つまり使い分けが無茶苦茶だったり、理解できない分析は使っていなかったり。一言で言うと、テクニカル分析をほとんど理解していない状態と言うことが分かりました。この調子で中途半端なテクニカル分析をこれ以上使えば、どこかで大火傷するのは目に見えています。これは一度しっかり勉強しないといけないな!と感じていました。


じゃぁ! テクニカル分析を勉強しなくちゃね。




テクニカル分析を勉強するにしても 誰を見本に勉強する? どうやって勉強する? と言うことになりますが、私自身は一目均衡表が大好きなのでそれをいずれは、極めたいとは思っていますが、さきほど述べたようにつまみ食い状態でテクニカル分析を覚えているので、ここで一目均衡表だけに注力するとつまみ食い状態は改善しません。別のチャート分析の大家の方の本を買って勉強しても同様です。そこでたどり着いた結論は、




特定の個人やチャーティストにこだわらずに、まずは基本的なことをしっかり理解することから始めよう と言う結論にたどり着きました。その後、一目均衡表を極めても良いと思います。むしろ、基本的なことをしっかり捉えてから一目均衡表を勉強しても遅くありません。その方が理解が深まるかもしれません。では、どうやって基本的なことを勉強するの? けっきょくだれかの本を買うのか? けっきょく話は振り出しに戻る? って少々苦笑していました。そんなある日、ラジオ日経を聞いていたら認定テクニカルアナリストの話が出ていました。そういう資格があるのは知っていましたが、これ使えるんじゃない?と思いさっそく調べてみました。





調べてみると・。このテクニカルアナリストの資格には、1次レベルから3次レベルまであって。
1次レベルの資格は、日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(Certified Member of the Nippon Technical Analysts Association、 CMTA®)
2次レベルの資格は、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(Certified Financial Technician 、CFTe®)
3次レベルの資格は、国際テクニカルアナリスト連盟検定テクニカルアナリスト(Master of Financial Technical Analysis、MFTA®)

と言う段階になっています。そして、1次レベルの資格は「テクニカル分析に関する基本的な知識および使用方法を習得している」という触れ込みです。まさに今の私には、ピッタリ。ちなみに2次は「テクニカル分析を用いた適切な現状判断と投資判断ができ、マーケット・レポートが作成できる。」とのことでした。2次まで取れれば良いでしょうけど、受からないだろうなぁ。と言うことで、この1次レベルの資格の勉強をすることで私の求める基準は満たせそうなので、資格取得を目指すことにしました。ちなみに2次をいきなり受けることは出来ません。1次からステップアップしていくことになります。その1次レベルですがどうやって資格取得するの? ってことですが、試験の前にこの資格に対応する通信教育を受ける必要があるようでそれを先ずは申し込み。学費は55,000円と決して安くはないですが、これからの長い投資歴を考えれば必ずしも高くもないと感じ申し込むことにしました。そして、テキストが到着。


テキストは4冊に分かれている。ボリュームあります。

テキストは12月の学習開始前に到着したのですが学習スタイルとしては、まずはテキストをしっかり読み各月末にテストがあり、講座を修了して来年の7月に資格試験という並びです。さきほど、学費は決して安くはないと書きましたがテキストのボリュームとWEBでの練習問題、テストもあるわけですから妥当な金額なんだと思います。前言撤回です。さて・・なんとか挫折せずに来年、資格取得できるのでしょうか? チャート分析の再学習は実を結ぶのでしょうか? また、報告したいと思います。