公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

福井→出雲ロードバイク旅(番外編、輪行で行く、山陰本線その4)

 ロードバイクで四国一周をしたいなぁ って考えそれを実現するために、福井→出雲区間のライドで予行練習をしました。色々ありましたが無事に到着。その模様を本ブログでは複数回に分けて紹介しました。その後、番外編として到着後の出雲での観光について触れています。今回は、前回に引き続き出雲から北陸まで帰るお話です。


以前の書き込みはこちらからどうぞ↓
koumuin43.hatenablog.com


鳥取駅の普通電車に乗って次に乗り継ぐ駅は、浜坂です。約44分の乗車になります。しばらく走ると、見覚えのある景色が見えてきます。数日前にロードバイクで走った国道ですね。そして、道の駅 きなんせ岩美も見えてきます。途中下車して、ここの海鮮料理食べたいw それにしても普通日、ガラガラの列車内です。路線の存続が不安になります。少し居眠りをしている間に浜坂駅へ到着します。輪行の旅は、ロードバイクを置くスペースさえ確保できれば快適な旅が続きます。ハマりそうです。

Googleマップより


鳥取県にサヨナラをして兵庫県に入り浜坂駅で下車します。ホームには人がまばらで次に乗る列車は、すぐ分かるのですが行き先の表示などが土地勘がなく分からないので車掌さんに確認して教えてもらいました。女性の車掌さんで「わかりにくくてごめんなさいね。」って。いえいえ、私こそごめんなさい。今回、出雲に向かう際に通り抜けた温泉街もここが最寄りの駅になるようです。他には以前は、鉄道グッズの館「鉄子の部屋」というのもあったようですが、こちらは閉館したとのこと。残念。浜坂駅では40分ほどの待ち時間を経て、特急はまかぜ4号に乗り換えます。大阪行きですが、城崎温泉を経由するので次は城崎温泉で乗り換えになります。ホームに並ぶ必要もなく、すんなり乗車。だって人がいないんだもんw 全車指定席なので指定された車両、座席に着きますが1両丸々私だけでしたし、まるで貸し切りですね。ちなみに特急はまかぜは、3両編成という今までに見たこともない短い編成の特急でした。



  
ロードバイクで数日かかった行程が汽車だとあっという間。
浜坂駅ホーム。
  
キハ188。輪行ラクラクでした。


youtu.be


浜坂駅から城崎温泉駅福知山駅まではロードバイクで通った道ではないので特に比較するようなところもなく、ボンヤリ景色を眺めていました。次回、福井→出雲の旅をするとなったら、こちらのルートも良いかなぁとは思いましたが、思いのほか険しそうですし人家もまばらなのでちょっと不安ですね。かといって、複数人で自転車旅をするのも走力の差もあることですしお互いにストレスも貯まりそうです。諸先輩方はそのあたりどうしているんだろう? そんなことを考えていると、車内アナウンスで餘部駅に入線する旨放送が入りました。餘部(あまるべ)駅といえば、その昔高さ約41mの鉄橋が建築されておりその鉄橋の上を走っていた汽車が強風で落下し、鉄橋下の作業小屋を潰してしまうと言う言葉では言い尽くせない大事故が起きました。私が子どもの頃の事故でしたが、連日TVで放送されていて覚えています。現在は、その鉄橋ではなく新しい鉄橋の上を走りますが、もし落下したら・・・って思うと。



youtu.be



この古い方の餘部鉄橋ですが、ネットで検索すると職人さんが毎日登ってサビ部分を養生し再塗装するという作業を続けていたそうです。まさに手仕事、職人仕事で守られていたわけですが残念な事故になってしまいました。今回は途中下車しなかったので写真はありませんが現地には古い鉄橋の部品なども展示されています。餘部鉄橋を過ぎてしばらくすると佐津駅に到着します。ここから城崎温泉駅までは2度ほどロードバイクで走ったことがあるので、懐かしい景色が広がります。佐津から城崎温泉駅まではあまりコンビニなどもなく、真夏に走ったのですが補給に苦慮したのを覚えています。たしか地元の個人経営の小さなスーパーに入って惣菜物とジュースで補給したのを覚えています。ただ、このあたり山岳、海、平坦と楽しめるのでロードバイクのコースとしては面白いコースが組めますね。近いうちにまた走ってみたいものです。そうこうしているうちに城崎温泉駅へ到着しました。さすがに今までの駅と違い、普通日とはいえそれなりに賑わっていました。

ふと足下を見たらむくんでいた。連日の自転車疲れですね。

(番外編、輪行で行く、山陰本線その5 へ続く)