公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

FTM-400DHが故障

 先日、車でアマチュア無線を楽しんでいたのですが突然、無線機がブラックアウト。その直前、表示画面が見たこともない明るさになったので「これは、尋常なことでない。」と感じて停車して点検をしました。その結果、無線機に電源を供給しているケーブルのヒューズが飛んでいました。夜間の出来事だったので、車両火災が起きないように応急処置だけしてその日は終えて翌日、詳しく調べることにしました。そして一夜明けて・・・。



まず、無線機への電源供給ですがこれはバッ直(つまり、バッテリーから直接)しています。そして、その間にMFJの電圧コンバーター12→13.8Vをいれて電圧の安定を図って無線機へつなげています。このコンバーターですが、FTM-400DHは電圧低下に弱い無線機なので夏場のエアコンを使う時期などはたまに再起動することがあったのでその対策です。さて、こういう場合疑う箇所は何カ所有ります。疑わしい順番に並べてみました。

1.バッテリーから無線機への引き込み線(被覆が擦り切れて漏電することでヒューズが切れる)
2.電圧コンバーターの不具合(電圧低下の場合、電流値を増やすことでそれを補いますがその電流値がヒューズの許容を上回った)
3.無線機本体の故障

ヒューズの溶断具合。ヒューズホルダーも熱で溶けている。

ということで
1.バッテリーから無線機への引き込み線から調べてみます。
まずは車上でテスターで電気抵抗を測ってみます。抵抗値はほぼ∞でどこも漏電をしている感じはありませんでした。引き込み線も全て引き抜きましたが、被覆が剥がれている様子、焦げている様子もありません。一番怪しいと思っていましたがこの引き込み線は、私が施工したのでその点では施工不良ではなかった点についてはホッと一安心。


次に
2.電圧コンバーターの不具合
自宅に持ち帰り安定化電源に接続して出力電圧などを計測しましたが異常なし。そもそも、異常があれば電圧コンバーター内部のヒューズが飛ぶわけですからこれについても白だということです。さて、困りました。残るは無線機本体ですがどうやって調べるか?


3.無線機本体の故障
とりあえず、同形式の電源ケーブルを調達し安定化電源につないで試験をしてみることにしました。つないだ瞬間、パチッっと音がしてヒューズが飛びました。無線機本体の故障が確定です。私もアマ無線歴は20年近くありますが、こんな故障は初めてです。大抵、電源が入らないというのが多いのですが電源につないだ途端、ヒューズが飛ぶというのは全く予想外でした。一応、無線機を分解してみましたが、特に焦げたあとも見つからずここでお手上げになりました。


さて、無線機の故障で今回の騒動は終了でしたが、電源ラインのヒューズ。無線機付属の電源ケーブルだと標準装備ですが、これは格好だけのものと思っていたのですが安全性の面では必要なものだと実感しました。もし、これがなかったら電流が流れ続けて車両火災になっていたかもしれません。おっかねー。