ロードバイクのタイヤチューブのバルブですが、ネジでホイールに固定するものだけではなく差し込んだだけのモデルがあります。これは相性が悪いと、ホールのバルブホール付近でホイールとバルブが当たって、音を出すことがあります。私も過去に一度だけそういう経験がありました。慣れてしまえばなんてことはないのですが、やはり気になります。カットした廃チューブやビニールテープをバルブに巻くとか、色々な解決方法があるようですが、先日wiggleでそれに対応した商品があったのでまとめ買いに合わせて注文してみました。今回はそのお話です。
今回購入したのは、この製品。 RapidRacerProducts - がたつき防止バルブガード wiggleで762円(2023年1月11日現在)
値段的にはちょっと高いような気がしますが、加工賃とか色々考えるとこのぐらいなのかもしれません。肝心の製品ですが薄いゴムシートにテープが裏面に貼ってありそれが製品の形に切り抜いてあるので、それをバルブホール付近に貼り付ける感じです。ちなみにこのテープですが、日本企業の日東電工株式会社製でした。よく、レースなどでゼッケンを貼ったりするのによく使いますよね。もしやと思って、テープの型番を調べてみると同じでした。ということは、薄いゴムシート。たとえば廃チューブをこの両面テープに貼り付ければ類似品が出来るのかもしれません。今度試してみようかと思いました。ちなみに日東電工株式会社は、東証プライム市場に上場でコード番号は6988です。テープ類から総合材料メーカーに成長したようですがニッチな分野に強い企業だとか。
レースなどでゼッケンを貼るときに大活躍する日東電工の両面テープ №5000NS 私も愛用しています。
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さて、肝心の製品ですが貼り付ける前にホイールをパーツクリーナで脱脂して貼り付けましたが、貼り付け後しばらくは手で保持してやらないと剥がれてきます。これは使用後の再剥離とかを考えるとやむを得ない仕様だと思いますが、そこはご注意ください。一度、しっかりと貼り付けてしまえば剥がれることは少ないです。コレを貼り付けた後、何度か雨にも遭っていますが不意の剥がれは発生していません。貼り付けた後の効果ですが、あるとおもいます。このゴム部分のちょうどバルブが通る部分は少し小さめに作られています。そこがバルブ本体を受け止めるような感じなので消音効果があります。ただ、小さめの穴って事はバルブをホイールのバルブホールから通すときは、少し物理的な抵抗がありますのでチューブを替えるときはご注意を。見た目は、ゴムシート部分が光沢があるのに加え、キレイに曲線で切ってあるので良い感じだと思います。先ほど、廃チューブと両面テープで類似品が出来るのでは?というお話をしましたが、ここまでは良い感じにはならないと思いました。肝心の耐候性ですが、週に2回ほど練習で乗っている程度では半年経っても特に劣化は、見られませんが通勤などに使うとか、ロードバイクを屋外保管している場合は劣化が早まると思います。