ロードバイクは自動車に比べるとスピードは出ません。そして、ボディに囲まれていないので視界はとても開けています。そんな要素が合わさるとなにが起こるのか? 見えない物が見えてきます。見えない物? お化けとか心霊的な? まぁ、それもありますがそれは後日のお話として・・。ここで言う見えない物というのは、自然とか看板と歴史遺産などです。過去に私がロードバイク練習中に見つけた面白い物っていうと。
・大人のおもちゃ (^_^;)\(・_・) オイオイ
・看板が壊れていて、リカーショップがカーショップになっている酒屋さん。
・大昔の道標(石で掘られています)
・小学生のテストの答案。悪い成績だったので、家に持ち帰れなかったんでしょうね。
・学ラン(中学生男子の制服)。遊んでいて忘れた?
・亀 車に轢かれるよ。
・たぬき
そして、今年の正月明けにそれを上回るとんでもない物を見つけました。それは・・マンボウ
まん延防止等重点措置ではありません。フグ目マンボウ科マンボウ属に属する生物です。ちょうど、左側に海が見えるコースを走っていたら波打ち際あたりで水が跳ねるのを目撃。 んん?って感じで見ているとさらに跳ねてるじゃないですか? 子どもでも溺れてる? こりゃヤバい。と思い停車し近づくとそこには・・・。
学生時代、漕艇部でしたがその時にエイは何度も目撃したことがあるのですが一瞬、エイかと思いましたが体色も違うしなによりもこんなヒレはないし、シッポもないので軽く混乱しました。頭の中のデーターベースは、「マンボウ」を示しますがマンボウがこんなところにいないという先入観が「マンボウ説」を打ち消そうとします。でも、どうみてもマンボウだよな? 近づいてよく見ると、やっぱりマンボウだ。そんな問いかけが脳内を走り回ります。ヒレ?をバタバタさせながら、水に戻ろうとしています。シューズを脱いで海に押し出そうかとも思いましたが、寄生虫とかあとはマンボウは非常に弱い生物だと聞いているので私が触ったことで逆に弱らせるんじゃないか?という思いもあり、自然にまかせることにしました。潮が満ちてきたら自力で戻れるかも。
その後、事のいきさつをtwitterに上げたらマンボウの研究者の牛マンボウ博士@仕事募集中さんから連絡を頂きました。このあたりは、1年以内にもマンボウの漂着があったことなども教えて頂きました。なにやら資料にも使いたいそうで画像なども全て提供しましたが、世の中にはこうやって研究していらっしゃる方がおられるんですね。私達がなにげに触れる情報なども、こういう地道な研究から生まれるんだと改めて感じました。
さて、これからもロードバイクの練習中に色々な物を見つけるかも? またなにかあれば報告しますね。