公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

早期退職を考えている皆さんへ (43歳早期退職公務員)

市役所を早期退職して3ヶ月ちょっと。まだ、それほど時間は経っていませんが、今後早期退職を考えている皆さんへ、ご留意いただきたいことをまとめることにしました。参考になれば幸いです。


☆辞める前に考えておきたいこと
 なぜ、辞めたいのかを考えてみください。

 
年収が低いのが退職理由の場合:
若年層の場合、確かに給料は安いです。それなりの給料になるのは、35歳あたりからです。もし、あなたが若年層でしたら、今後給料があがることを意識してみてください。それでも、辞めますか? それでも辞めるのであれば、それなりの準備が必要です。民間へ転職するための武器を得ましょう。資格等ですね。

では、35歳以上であればどうでしょうか? 1ヶ月ほど転職サイトを見て転職情報を見る限り、公務員の給料よりも高くなるのは望み薄です。よほど、特殊な資格やスキルが無ければ年収は確実に下がります。だとすると、給料に不満があるのであれば、35歳以上の転職はオススメしません。


過重労働が退職理由の場合:
まずは、人事異動を希望しましょう。自分に合った部署であれば、過重労働も気にならなくなるかもしれません。そして、環境を変える努力をしましょう。管理職に意見を具申しましょう。私の前職場のように管理職がグズグズの可能性もありますが、やるだけやってみましょう。しかし、健康を害する様なレベルの過重労働であれば退職を検討しましょう。


仕事が楽しくないのが退職理由の場合:
こちらも、まずは人事異動を希望しましょう。あちらこちらの部署の情報を収集して、楽しそうな部署へ異動を目指しましょう。公務員という仕事が確実に合わなくて、イヤでイヤでたまらない場合は、退職しかありません。


出世の見込みがないのが退職理由の場合:
あなたのこのタイミングで退職して、再就職したら出世できるのでしょうか? おそらく、再就職ではそれはありえないでしょう? あるとすれば、自営業だとおもいます。しかし、そこまでの覚悟がありますか? そこを考えてみてください。

そして、最後に考えてみてください。公務員になったときの気持ちを。初めて辞令をもらったときの気分を。

↓ 私が初めて頂いた辞令
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以上のことを考えても、早期退職したい。もしくは、早期退職しか無いという場合は、早期退職を考えましょう。