私のロードバイクの練習コースの近くに某原発があります。先日は、暑い日だったので家族ズレが砂浜で遊んでいました。写真をご覧ください。
奥に写っているのが、原発です。この海水浴場、夏になると都市部から観光客が押し寄せます。原発が見える海で海水浴としゃれ込むのです。ある意味では風評被害が緩和されたと喜ぶべきなのかもしれませんが、私は現時点では原子力発電には懐疑的です。端的にいえば、電力会社と経済産業省にだまされたと感じています。
福島原発の事故が起きるまで、原子力関係者は「原発は何重もの壁に守られてるので、大丈夫。何重もの安全装置があります。」と宣伝していました。私もそれを真に受けて、大震災の時、福島原発も電力車が到着すれば終息すると思っていました。しかし、現実は違いました。
何重の壁は無力だったんです。それ以降、私は原子力関係者の言う説明は信用しないことにしました。火があまり危なくないのは、人間には消火という手段があるからです。でも、原子力には、火で言う消火という手段はあるでしょうか? あったとしても、思ったより無力だったわけです。
でも、原子力にやられっぱなしは悲しいです。研究は続けていくべきでしょう。でも、商業発電はちょっと慎重に考えるべきだと思います。新しい技術が開発できるまでは。