公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

1577 野村日本株高配当70ETFを使った売買戦略

日経報道にもありましたが、日本株は高配当銘柄に最近は人気が集まっています。twitterを見ても高配当銘柄でポートフォリオを組み、自分年金とかお小遣い、生活費の足しにと言う方を多数お見受けします。かくいう私も高配当銘柄には、興味があるのですが昨年個別銘柄の運用成績が散々でしたので個別銘柄からは徹底して、1577 NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信(以下、高配当ETFとします)を組み入れてポートフォリオを作っています。日本株ETFセクターでの組入割合は、22%です。

2023年3月3日現在

さて、このETFの過去チャートを見ていると2022年4月6日、2021年4月6日大きな下げをしています。これは、高配当ETFの配当権利付き最終日まで持っていた方が翌日に売っている影響だと考えていますが、ここで一つ私は思いつきました。その前に私の2022年3月3日現在の高配当ETFの現状をお示しします。

1単位辺り
・平均取得単価 25,262.85円
・現在価格   26,770円
・評価損益額  1,507.15円
・評価益 +5.96%
・予想配当利回り 年3.93%

コツコツ少しづつ買い続けた結果、こうなりました。

さて、これを踏まえた上で2022年4月6日、2021年4月6日に何が起こったかを考えてみます。

まず、2022年4月6日。


前日からの下げ幅 -1,130円の下げ
配当確定であれば得られた配当額 457円
配当を入れて相殺した下げ幅 -673円


そして、2021年4月6日 1単位辺り
前日からの下げ幅 -690円の下げ
配当確定であれば得られた配当額 349円
配当を入れて相殺した下げ幅 -341円

2022年4月6日前後のチャート


上記を踏まえると、ここ2年ほどは4月の配当落ち日には、配当額よりも大きく下げる傾向がこの高配当ETFにはあるように思います。そして、その後短期間で切り返すという傾向もありませんでした。さて、ここで私の場合は現在、評価損益額が1,507.15円ありますから、今の株価水準であれば配当を諦めても充分に利益は取れることになります。ということで一旦、配当権利付き最終日前に売ってしまいその後、配当落ち日で買い戻すという戦略を考えていますがさて、どうなりますやら?



※本記事は、素人が勝手な判断で書いております。よって、内容等については責任を持てませんので投資するに当たっては各々の皆さんの責任でお願いします。