公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

このブログについて、概略と追加記載

いつも本ブログを読んでいただきありがとうございます。

ブログを開設してから、定期的に自己紹介と本ブログの紹介をしています。常連さんには、退屈でしょうがおつきあいください。追加記載事項は、赤色で記載しています。


1975年生まれ、地元の工業高校を卒業後、短期大学へ進学、自動車整備士の資格を取得するが、整備士にならずに公務員試験を受験するが不合格。その後三度目の正直で出身地の市役所にて、地方公務員(技術吏員)に合格。そして、奉職期間中に通信制大学で教養学の学士号を取得。


その後、上水道の技師、道路部門の担当(道路法に係る手続きと道路認定、陳情要望活動、道路用地の登記、立会、除雪計画の策定と実施)を経て、県庁の本庁へ派遣。しかし、業務に忙殺されることに加え今までは上位の機関であった人達に対して、指示を出す立場になり心を鬼に出来ずに上司と出先機関との板挟みでメンタル不調となり、そこから5ヶ月の休職を経て復職(上水道の技師)。復職後は、メンタル不調をやり過ごしながら7年近く過ごしていたが、増える仕事量と取れない有休、サービス残業、そして異常なクレームと陰湿な朝日新聞記者の取材に会い、メンタルも限界寸前になり43歳で退職を決意。引き継ぎの問題もあり、4月中旬で21年勤めた地元の市役所を退職しました。その為私にとっては、朝日新聞は宿敵であります。それに元より反日思想にあふれる新聞は、我が日本には不要です。(どこの新聞社?というご質問がありましたので今回、会社名を公表しました。)先日、その記者の転勤先を突き止めたのでご挨拶のメールを送りましたが、さすがに返信はなし。これから定期的に激励のメールや電話をしたいと思っています。これで終わったと思うなよ。


退職後は、20年近く続けていた株やFXの投資を専業にして過ごしていました。しかし、市役所の道路部局にいたとき、相続に苦慮するご家族を多数見てきた経験からふと、「先祖伝来の土地の相続に問題があるので?」と感じ、調査を開始。税理士の力も借りて調査した結果、不動産が大部分の財産構成であり相続税が支払えない状況が判明。その問題解決に取り組むことになりました。問題解決の経緯については本ブログでも記載していますので、参考になれば幸いです。


koumuin43.hatenablog.com

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そして、退職して3ヶ月を経た頃に再就職したくなり、再就職活動を開始。そして、某商事会社の子会社に再就職しました。仕事自体は楽しかったのですが、早く一人前になれ!という上司からのプレッシャーに加え、仕事に対する考え方が私の想いと会社の間には解離があることが次第に判明しました。

・最低限のことはマニュアルのようなモノがあるのが当然と考えていましたが、それがなかった。
・品質管理という観点からも最低限のマニュアルが必要であると訴えたが、必要はないと返された。
・育成担当の上長は、直後に私のいる営業所と別の営業所の兼務となり、指導が出来る環境ではなくなった。
・変な緊張感が営業所の中に常時漂っていた。管理者の上司の支店長などの上司に対する発言がヒドすぎた(陰口をたたく、尊敬を感じないなど。)私は陰口をたたくヤツは嫌い。


当然、私の考えが全て正しいとは考えていませんが、これだけ双方に乖離があると家庭で言うところの離婚を考えざる終えませんでした。そして「この会社にいて、私は今後芽が出るのか?」という葛藤もあり、気を利かして対応したことが全て裏目に出るというまさに空回りが続き、上司との折り合いも悪く約1年で退職しました。40代での公務員からの転職は非常に困難と感じました。もし、これをお読みの方が公務員から民間へ転職される場合は35歳までが現実的だと考えています。ただ、むやみやたらに私は退職はしませんでした。個人投資家として20年強の経験もあり、安定した運用益を出せていたことも退職を後押ししました。


ここで公務員の民間への転職について、一言申し述べたいと思います。
公務員の転職について煽る方も多いですが闇雲にオススメはしません。ツィッターやネットなどで出てくる方は、元より能力値の高い方です。能力が高いか低いかは、ご自分が一番知っているはずです。さらに人間は、成功体験は積極的に話しますが、失敗体験は話したがらないです。つまり、表に出ていない転職失敗が世の中には多数あるのです。それを踏まえて、転職は慎重にお考えいただきたいと思います。さらに最近、会計年度任用職員を数年勤めただけで公務を知った気になって、ブログを書いたり動画を上げたりする人も見受けられます。公務員ってそんな浅い仕事じゃありません。真剣に取り組めば奥が深く、魅力的な仕事です。なのでそういうPV数を上げるために煽るような人達の言葉には、惑わされないでください。あなたの人生です。選択を間違っても彼らは責任は取ってくれません。


参考までに官民の企業文化の違いについて、まとめてみました。以前、twitterに上げたら過去最高のPVを記録したモノに加筆をしたモノです。これについては、後日細かく解説したブログをアップしたいと思っています。

官民の企業文化の違いについて、これ以外にもあればコメント欄でお知らせください。


そんな私ですが民間で仕事をしている1年の間に相続問題も解決の目処が立ち、問題解決のために進めてきた土地の売却代金を投資に段階的に追加投入することも可能になりました。2月2日現在、総資金額は1億円を超え、うち運用に用いる資金額は7,550万円となっています。運用は年度末締めとしてますが2022年度は現在の所+1%と低迷しています。本年度を終えるまで2カ月間弱ですが、ひょっとすると3年ぶりのマイナス運用になるかもしれません。


投資手法は、20年かけて自分なりにアレンジした、タクティカルアセットアロケーション、バリュー投資が主ですが2023年から個別日本株からの段階的撤退を行うことにしました。これは、過去数年間の運用成績を見た場合、個別日本株が足を引っ張っていることが明らかだったからです。悔しいですが、個別日本株の運用能力は現時点では私には無いようです。FX投資は、新規の建て玉はここ1年近く建てていませでしたが、スワップ金利も取れるようになりましたし全体のポートフォリオを見ればリスクコントロールも容易になったことから、最近ドル円の買いのみですが建て始めています。ただし、ポンド円の買いは含み損がたっぷりあるのでこれが塩漬けとなっており課題です。全体の運用成績については、20年の運用成績を均すと年5~6%確保出来ています。しかし、相続問題も解決に向かったことと、手元資金が潤沢になったことから現在、目標運用利回りを年2%に下げてリスクを落とす方向に最近、方針転換を行いました。


投資についての新しい試みも始めました。先ほど、個別日本株での運用成績が振るわないという話をしました。私は、ファンダメンタルズで銘柄を絞りテクニカルで売り買いをしているのですが、ほぼテクニカルで失敗しているようなのです。そこでそこを補完する意味でテクニカルアナリスト資格の勉強を始めました。今年の7月に試験ですが、さてどうなることやら。

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民間企業を辞めた後の生活ですが、両親が高齢であることからそちらの対応と私自身は、余暇を楽しみたいと言うことで1週間のうち4日程度は、資産運用の仕事に従事しそれ以外の日は、ロードバイクの練習や趣味の時間に充てています。実質週休3日制ですね。正直言うと、刺激が少なく物足りないのも事実ですがこの歳で再就職は、なかなか厳しく妥協と自分の希望をすりあわせた結果の生活と言えます。ただ、最近はロードバイクにドップリハマってしまいレースに出たり先日は、四国一周1000kmロードバイクの旅をしたりとまるで仕事のようになっています。こちらもブログで紹介していきますので、是非ご覧ください。


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そんな元・公務員47歳の生活を書いているのが本ブログです。


今後は、資産運用、趣味のロードバイクを中心に書いていく予定です。特に資産運用に関しては原則的に5,8,11、2月にアセットアロケーション比率を開示します。11月分は遅れていますが、中旬頃には開示予定です。なお、ツィッターでは逐次、書き込みをしていきます。ご感想等も頂ければ幸いです。



私の投資に関する書き込みはこちらにまとめてあります。
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筆者近影。四国一周1000kmロードバイクの旅、愛媛県にて