ロードバイクのイベントやレースで、主催者がデジタル簡易無線を使って連絡を取り合っています。今回、私もアルインコのDJ-DPS70を購入したのでそれについての話題を前回に引き続き、お送りします。
アルインコのDJ-DPS70、サクッと使った印象はとにかく使いやすい。昨日についても、録音機能が付いていたり、受信音声の自動レベル調整やイヤホンの断線警告が付いていたり、業務無線色の濃い質実剛健な無線機という印象でした。これは業務で使うなら良い相棒になりそうです。
ただ、一つ残念だったのは充電クレードル。このクレードルは、一般的な充電ジャックで給電できますが対応電圧が12Vまでです。うっかり、安定化電源などの13.8Vを入れてしまうと壊れます。あと、充電中はLEDが点灯しますが充電の進行具合によって、点滅などの措置が行われないので充電の目安がつかめません。ここは残念な点でした。
無線機の機能面を理解したわけですが、デジタル簡易無線には絶対に必要な手続きがあります。それはお役所に関係書類を提出することです。説明書に関係書類のひな形とかが同封されているので、それを使って申請しても良いですが少々、分かりづらいところもありますのでそこはネット検索をしてPDFやワード、一太郎などのひな形に入力して作成すると良いと思います。収入印紙なども必要になります。
この関係書類の提出を受けてお役所から免許状が送付されて初めて、電波を出すことができます。← ここ重要です。 ただ、無線を聞くだけなら書類提出は不要です。あまりそういう用途では、買う人は少ないように思いますが。
書類提出後、送られてきた無線局登録状。これを得て電波を出すことが可能になります。
(おしまい)