公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

【第2回】公務員から民間企業へ再就職(研修編)

公務員を辞めて5ヶ月、紆余曲折を経て9月に民間企業へ再就職しました。今までの経緯はこちら

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出勤4~5日目は営業所で雑用や仕事のお手伝いをすることになりました。まさに右も左も分からない状態で、作業をするわけですからやることなすこと疲れる・・疲れる。今社会にあふれている、新社会人も同じ気持ちなんだろうか?と思いながら、仕事をこなします。ただ、彼らと違うのは40代という年齢。これは能力値の低下を意味します。20代に対して優位に立てる要素が今の仕事では、あるだろうか? そんな不安に押しつぶされそうになります。特に事務をこなしている若手の女性職員の手際の良さを見ると、それが加速しました。

5日目の午後からは前日移動で支店へ向かいます。翌日から支店での研修が始まるからです。その旅費の精算も役所とは、当然ルールも違います。社内の電子システムも違います。そういう細かいところもストレスとなりました。小さなストレスでも積み重なれば、大きなストレスになります。

公務員の頃の仕事は「絶対に失敗が許されない。でも、時間はかけられる。」そんな仕事でした。翻って、民間の仕事は会社にもよるでしょうが「とにかくスピード。間違いは修正すれば良い。」そんな感じでした。

なので、私の中では「間違いは悪。修正するなんてあり得ない。」そんな考えがまとまりついていました。しかし、民間はスピード優先。結果、私の仕事には遅れ気味。それが新たなストレス。そんなスパイラルがこのあたりから、始まったようです。

なにはともあれ、前日移動のために鉄道にその日は乗りました。

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(その3へつづく)