かれこれ長期保有しているオムロン株ですが、私がオムロンの会社名を本格的に知るきっかけは、大学の経営学の教科書からでした。その頃から、けっこうむかしでも(失礼)、ベンチャー的な経営者は存在していたんだ! と少しの驚きを持ったのを覚えています。
それから時を経て、オムロン株が安値の時に買い付けを行い、一部を利食いしましたが基本的には、長いおつきあいをしていきたいと思っています。
そんなオムロンの創業者と言えば、立石一真さんですが意外と彼について書いた本は、少ないらしく書店等ではあまり見かけたことがありませんでした。ある日、何気なしにネット検索すると数冊見つかったのですが、廃盤になっていました。残念・・・読みたかったな。地域の図書館にはないだろうか? 電子版はでていないだろうか? と色々考えたりもしましたが、古本なら流通しているかも? と思い、ブックオフオンラインにて検索したところ、ありました!
さっそく、購入です。
中身はこれから読むますが、飛ばし読みした感じ。現代だとブラックと取られかねない中身もありますが、それが成り立っていた素地を考えるとそれは、経営者と働く人の間に信頼感というか仲間意識があったのかもしれません。「親父が無茶苦茶言いよる。でも、踏ん張ってみるか。」的な。「よくやってくれた! 感謝してる。給料で報いるよ。ホントにおおきに。」有形無形の感謝。
私が今回、公務員を辞めた要素のいくつかは、人間関係だったの間違いないです。それは、やっぱり感謝の心のなさ。上が社員が仕事をするのがあたりまえ! と思うのは至極当然ですが、それに加えて言葉で良いから感謝の言葉を発して欲しいのです。演技じゃなくて。演技の感謝の言葉は、見透かされます。感謝の言葉には、お金はかかりませんから(笑い)
そんなことを思いながら、この本を夜寝る前のひととき、読むのを楽しみにしている今日この頃です。
手元の電動歯ブラシが壊れたので新しいのを株主優待でもらいました。それだけでも、結構お得なのですが送られてきた箱を開けてビックリ。
優待の商品もメーカー保証をつけるんですね。数年前の優待品は、メーカー保証はなかったように記憶していますが、いつのまにかつけるようになったみたいです。こういう細かい気遣いすきだったりします。