公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

住宅ローンと退職金 (43歳早期退職公務員)

ざっくりいうと
・アーリーリタイア生活のためには、資金計画が大切
・借金は、利息を生み出す
・借金は、早期に処理すべし(特に住宅ローン)
・公務員の退職金は減額が進んでいる
・日本の住宅ってなぜ、こんなに高コスト?


アーリーリタイア生活を送るにおいては、資金計画が命綱です。家賃収入がある方、財産を食いつぶす方、私のように資産運用で食べていく方等々、千差万別だとおもいます。私の場合、資産運用と相続予定の財産をベースに、平均寿命まで食べていける資金計画を組んでいます。資産運用の成績を毎月集計し、それを平均寿命で割り戻して来月の生活費+おこづかいを決めるようなイメージです。ですので、運用成績が悪いと翌月のお小遣いに響きます。


そんな資金計画の中でとにかく、処理したいのは借金です。私の場合は住宅ローンが残っていましたので、退職金で支払う計画をしましたが少し足りませんでしたので、運用資産を取り崩して返済に充てました。

↑ 繰り上げ償還し完済したときに銀行から渡された計算書。
あっさりしすぎていて、拍子抜けしました。


公務員の退職金は、以前大幅な見直しがされて大規模な減額がされいます。今後も一定幅で減額がされていくと聞いています。先日、定年退職した方が「思ったよりも退職金が少なかった。」とぼやいているのを聞きました。これから退職を考えておられる方は、人事担当課に資料をもらって、退職金の試算をしておくことをおすすめします。退職金には、税金もつきものです。それも試算の時には忘れずに入れておいてください。でも、退職金は意外と税金がかかりません。

それにしても、日本の住宅ってなんでこんなに高いんでしょうね? 欧州とかだと何百年前の建物が残っていたりするのに、日本は住宅の寿命が短いようにも感じます。工法に問題があるのか? 日本の気候の問題なのか? はたまた建築業者がぼったくりなのか? 業界に詳しい方のコメントがいただけるとうれしいです。