ざっくりいうと
・退職の日は、家族にも重要日
・途中の退職は、寂しい雰囲気
・やっぱり、泣いてしまう。
・退職した瞬間に同僚とは見えない壁
が出来る。
とうとう、退職の日がやってきました。なぜか家族総出でその日は、送り出してくれました。
「ごめん、こういうことになって。でも、もう身体がもたないんだ。」とだけ言って、家を出ました。
普通に朝礼をやって、最後の担当工事の検査を行って車で検査から帰るときも上司とは特に会話はありませんでした。ただ、その日は上司は体調が悪かったらしく早退されました。
いろいろ、話したいことはあったのですが。。最後までお互いの距離を詰めることができませんでした。悲しい。
引継は、前日に済ませておいたので身の回りの掃除をしながら、辞令交付の時間を待ちます。そして、辞令交付の時間になり別室で辞令を受け取ります。
(仕事の引継のため)12日という中途半端な日で、退職した関係で必要最小限の人数での寂しい退職辞令交付になりました。泣かないでおこうと思っていたのですが、「最後の最後に無様なことなり申し訳ありません。」と涙声で辞令を受け取りました。
通常ですと、17時15分まで仕事ですが、もう私の居場所はこの庁舎にはありません。周りにいる同僚、一部友人もややぎこちない雰囲気です。明日から私は民間人、同僚は公務員です。
「これから彼らとは、見えない壁で遮られるんだな。」と実感しました。
庁内にいても、なにもできないので上司とも相談して辞令交付後は、早退扱いにしてもらい自宅に早々に帰ることになりましたが、その前に課内で挨拶をすることになりました。