ロードバイクのイベントやレースで、主催者が無線で連絡を取り合っているのをよく見ます。以前は、特定省電力無線が多かったですが、最近はデジタル簡易無線が主流になっています。
・5Wという高出力
・351MHZという比較的グランドウェーブに適した周波数
・デジタルという無線に不慣れな人でも扱いやすい通信方式
・レンタルで借りることができる
これが選ばれる理由なんだと思います。さらに最近は、フリラーというこの無線の愛好家も多くなってきました。私も次第に興味を持ち始めたのも言うまでもありません。ロードバイクのイベント等では主催者の無線を傍受し、進行状況を聞けるので何かと便利ですし、フリラーと呼ばれる無線家との交信にも使えますし複数人でロングライドに行くときは、足りない台数をレンタルすれば連絡用にも使えます。
無線機の価格もアマチュア無線機に比べると、安価で3万円台で十分な性能のモノを入手することができます。これはやはり買いです。
実は私、デジタル簡易無線をつかうのは初めてでは無いのです。公務員時代に現場での連絡用に2台、公費で導入しました。その時の使い心地としては、
・堅牢(操作ボタン、ダイヤル等が少なく筐体が頑丈にできています)
・操作が簡単(アマチュア無線機に比べると機能が限定されている)
・電池の持ちが良い(アマチュア無線機のモノバンド機のようなイメージですね)
・使いやすい(アマチュア無線機のようにクセが少ない)
そういうことから、デジタル簡易無線のアマチュア無線機に対する優位性は感じてました。ただ、スキャン機能が付いている機種が少なかったです。当然と言えば、当然なのですがイベント会場等では、どの周波数を使っているか分かりませんから必須です。ですので、今回はそれは譲れない条件となりました。そして、次は価格でしょうか?
(その2へつづく)