私宛に役所から封書が届きました。市役所も退職してはや、2ヶ月近く今更、なにが? と思って見てみると風疹の予防接種のご案内でした。
妊婦が風疹ウイルスに感染すると、出生児にダメージを与える可能性がある風疹ですがこの程度の啓発で受けに行く人がいるとは、思えないです。無料とは言え、わざわざ医者に言って注射ですから施策の効果は薄いのではないかと思っています。私も公務員を退職した現在、時間を割いてまで受けに行くつもりはありません。
なんていうか、役人全般にいえるのかもしれませんが、「性善説」で色々な施策がなされているように思います。なかには、会計検査院のように疑って係る人種もいますがそれは彼らの立派なお仕事ですので例外です。本当に風疹の予防接種を徹底させるのであれば、もっと強力な施策が必要でしょうね。市町村別に結果を公表するとか、従業員が予防接種を受けていない企業は、公共の入札の対象外にするとか。なぜ、そこまで踏み込めないのでしょうか?
性善説で「必要性を説明したんだから、みんな受けに行ってくれるだろう。」とのんきに構えているのかもしれませんね。もう一歩、踏み込まないと施策の効果が出ないように感じる。