ざっくりいうと
・TVであるような「お疲れ様」という雰囲気はなかった。
・本人は、すごい後悔の渦の中にいた。
・1ヶ月経ってもなかなか傷は、癒えない。
・惨めな役所生活の幕引きとなった。
役所で課員にお別れを告げて、帰宅すると「退職おめでとー。」とTVであるようなシチュエーションはありませんでした。43歳で早期退職ですからね。さすがにそれはないわ。退職の時に課員からもらった花束を花瓶に生けて、一休みです。
家族とは、退職の辞令を受け取った時の話などをしましたが、その後は普通に時間が流れます。敢えて触れないようにしてくれたのかもしれませんね。
しかし、私自身は、
「辞表を出すんじゃなかった、自分の傲慢さに腹が立つ。悔しい、無念。これから生きていけるだろうか?」という気持ちが渦巻いてました。数日前にきづいた「仕事を続けたい気持ち」がこの時点でもまだ消えていませんでした。
そして、スーツのまま居間のソファーでしばらく脱力していました。
退職にあたり、市長から感謝状も頂きましたが退職から1ヶ月たった今でも、それを飾る気持ちになれず未だに部屋の片隅においてあります。自身でベストだと信じて、早期退職を進めたのですが、退職の日は惨めな幕引きになりました。