公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

四国一周1000kmロードバイクの旅(day1 松山駅) 

 本記事は、2022年10月に挑戦した「四国一周1000kmロードバイクの旅」の記事です。記事のボリュームが膨大になることが予測されるため、下記にポータルページをご用意しました。初めての方は、下記のポータルページから読まれることを強く推奨いたします。



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松山市内にはいり、途中で坊ちゃんスタジアムを横目に見ながら松山空港へ向かいます。ほどなくして松山空港へ到着。空港内を散策してから、ロードバイクの準備を始めます。四国一周サイクリング中は、松山空港の駐車場に車を駐車します。松山空港はよくある地方空港と言う感じですが駐車している車は多く、新幹線が通っていない四国という地域の特性上、航空機での他都市への移動のニーズは大きいのでは?と感じたりもしました。飛行機とかゆっくりみたいのですが、空港に到着したのは9時。本日は60km走り今治市まで向かうので、そんなに時間的なゆとりはありません。おまけに少し曇り空、明日は雨という天気予報。天気は下り坂ですから早々に出発することにしました。

  
松山空港内。有名な蛇口からミカンジュースもありました。
松山空港の駐車場。屋根付きで市内中心部よりは安価なので長期駐車にはオススメ。


空港内にサイクリストのための更衣室スペースもあるようですが、事前にフェリー内でサイクルジャージに着替えてその上からピステを着ていたので今回は利用はしませんでした。駐車場内でロードバイクを組み経立てて忘れ物がないかを確認しリュックを背負っていざ出発したもののここで問題発生。背中に「ロードバイク四国一周中」というラミネートした紙を背負って走る計画でしたが、いざ背負って走ると風に紙が煽られて気になって仕方ない状態になりました。使用を諦めようか思ったのですが、固定用に紙に穴を空けていたのに靴紐を通して腰に結びつけることを思いつきました。これだと前傾姿勢で走るとリュックに付けるよりも、後方の車から見やすいという予想外に良い効果も得られます。いきなり、トラブルか?って少々、心が萎えそうなりましたがここは乗り越えました。

  
いよいよ、出発。パンクを警戒しタイヤは、耐パンク性能に定評のあるグラベルキングを使用しました。

今回、タイヤは前輪はパナレーサーEVO4 RACE D、後輪はグラベルキングを使用しました。走り出しは、レース用のタイヤに比べると少し重い感じはしますがそんなに違和感は感じませんでした。タイヤの感触は、そのコンパウンドの性能よりも空気圧などの影響が多いように思います。なお、パンクですが10日間で雨の日に1回だけありました。雨の日は、拾いものを拾ってパンクすることが多いように思います。松山空港を出発してしばらくは、郊外の広い道路という感じの道が続きやがて市街地の信号が多い界隈に入ってきました。天候はやはり曇り。雨粒が降ってこないことを願いながらふと空を見ました。そしたら、そこには!

ポンジュース


ポンジュースと書かれた建物が見えました。最近は、コンビニでもポンジュースは買えますがこういう建物を見るとますます、四国に来たという実感が沸きます。そして、旅の始まりと先の長さを感じました。ビル影などの影響で少しGPSもズレるときがあるので、スマホと併用しながら先ずは四国一周サイクリングのゼロキロ地点の愛媛県庁へ向かいますが、その道すがら松山駅という看板を見つけましたので寄り道をすることにしました。県庁所在地の駅ですからけっこう大きな駅を想像していたのですが、いざたどり着いてみると想像よりもコンパクトな駅で驚きました。調べてみると結構古い駅舎で1953年に建築されその後、改修もされていることが分かりました。駅の規模だけ考えると、私の住んでいる北陸の某県に駅よりも小さいです。ただ、バスターミナルが隣接していたりタクシーが待機していたり、近接の民間の建物を見ると明らかに駅の機能が不足しているようにも感じました。高架化と併せてそのあたりも改善されると良いと思いました。なお帰宅後、調べてみると松山市内の乗降客数が多い駅ランキングでは、この松山駅よりも松山市駅の方が多いようでした。


  
松山駅にはサイクルピットも用意されていた。

ここで四国一周1000kmロードバイクの旅をしたときに感じた印象を少しお話しすると、四国は交通網(高速道路、新幹線、鉄道)などがしっかり整備されておらずその点で観光資源となり得るモノや工場などを誘致できる広い用地があるのにもかかわらず、充分にそれを生かし切れていないような気がしました。交通が発達している瀬戸内側と発達していない太平洋側や内陸では、明らかな格差がありました。新幹線の誘致はそういう意味で四国には、悲願なのかもしれません。ただ、在来線の問題とか費用対効果の問題もありますのでよく議論して最終的には良かったと思える決断をして欲しいと感じています。


さぁ、次は四国の番だ。 COME ON SHIKOKU.







(サイクリング四国一周編 day1 愛媛県庁)につづく
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