公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

美山ロードに挑戦します(その2)

念願のアーリリタイア生活に入ったが、目標を見失い。。。建てた目標がツール・ド・おきなわでの完走。おそらく、直ちに参戦は出来ず数年かけての計画になると思いますがその一環で今回、美山ロードに挑戦することにしました。前回は、ロードバイクの準備をしましたが、今回はコースの下見に行ったときのお話。


koumuin43.hatenablog.com



実は私はこの美山地域(京都府南丹市美山)とは、公務員時代から縁がありました。私の所属していた自治体と南丹市が共同で進めている事業があり、年に数度は双方の職員が往き来したり、共同で仕事をすることもありました。それが公務員を辞めた今、こういう形でレースに参加することになるとは想像だにしていませんでした。今回は、せっかく参加するのであれば土曜日のTT(タイムトライアル)に加えて、日曜日のロードースの両方に参加するという欲張りな行程を組みました。会場から自宅までは2時間ぐらい掛かりますが、なんとか日帰りが可能な距離です。


コースの下見は、2回に分けて行いました。1回目の下見はGWに行ったのですが、県外からの下見の選手も多く、大学生、高校生の姿も目立ちました。さすがに私のような鈍足が走ると「邪魔だろうな。」と感じたので、GWはTTのコースの下見のみを行い、2回目は普通日に数周ロードレースのコースを走りました。

美山町内の至る所に告知のポスターが見られました。


TTのコースは、4kmの公道コースを2往復する内容ですが行きは、軽い上りが続き、帰りはその逆で軽い下りという感じでした。1周目の行きは、可能な限り踏むとして帰りも踏むのか、それとも少し足を休ませるのか? 少々、悩みそうですが8kmという距離ですので脚が痙らない程度に踏み込んでいく戦略を立てましたが、さて、どうなるものか?

GWの美山の道の駅。ロードバイクのスタンドが満員御礼でした。


2回目の下見は、選手の下見が少ない普通日に行いましたがさすがに走っている人は、数人でそれも一般のローディのように思われました。私も今の仕事をしていなければ普通日に下見なんてできませんしw そういう意味では、個人投資家という仕事を最大限に生かしているかもしれません。今回のロードレースのコースは一周10kmで私がエントリーしたカテゴリーは、1周で争われます。

https://www.cyclingmiyama.com/miyamaroad/wp04/wp-content/uploads/course_map2019-1.jpg


さっそく、軽く1周走ってみたので参考にはならないでしょうが、初心者が感じた印象をお話しします。スタートから美山名水過ぎまでは、道幅も広いのでレース時は位置取りとかが激しそうな印象がしました。そして、そこから左へカーブし狭い道(旧道)に入るのですがここで軽い上りです。まず、このカーブで落車が発生しそうな予感がします。カーブに入る前に初心者な私は、自分の周りを確認してある程度のクリアランスを確保したいところです。そして、この狭い道(旧道)で脚がないとドンドンふるい落とされそうな気がしました。狭い道(旧道)をクランクすると広い道へ戻りますが、ここからはほぼ平坦ですがこのあたりも踏ん張りどころのような気がしました。10kmのレースのうち、3km前後と序盤ですがこのあたりでついて行けなかったらもう、一人旅を楽しむ事になりそうです。なんとか、ついて行きたいです(悲痛)。そのまま、進むと宮脇の交差点。左に曲がると軽い上りがやってきます。道路幅も充分にあるので、ここでなんとか集団について行ければあとは、とにかく楽な位置を確保する必要がありそうです。又林あたりで軽い上りが終わると、下りが始まります。ここでスピードに乗せたいところですが、少し先で上り坂があることからこのあたりで渋滞気味になりそうです。つまり、玉突き衝突の危機。速度を乗せながら、視線はちょっと先を見た方が良さそうです。


そして、上平屋の交差点を左折すると今回のコースの山場である九鬼ヶ坂峠がやってきます。峠の距離はそんなに長くないのでギアを全て使い切ってとにかく、早く駆け抜けたいものですが私、上り坂苦手だからなぁw ただ、先ほども述べましたが距離は短いです。心拍もけっこう限界まで持って行っても、その時間も短いわけですから少々、無理しても良さそうです。ちなみにこの下見の前の晩、株式レポートを読んでいたら眠れなくなって睡眠時間2時間だったので心拍がヤバかったです。




峠を上り切ったあたりの右手に京都国体を記念した公園があります。京都国体は1988年に開催されたようです。


美山ロードのHPによると峠を上り切ったこのあたりも、要注意地点でこの直後の下りで落車が発生することもあるようです。上り切った安堵感で少し集中力が途切れたあたりで他車との接触が発生するのかな? ちなみにここから本コースでの最大の下りが始まります。下り自体は、路面状況もそんなに悪くなく、自分のペースで降りれば問題は、なさそうでしたが他車とのバトルが生じますからここで熱くならないように抑える必要を感じました。ただ、下りの最終コーナーの入り口が目の錯覚なのか、思ったより早くガードレールがやってくるので、ここでガードレールとディープキスをしないように気をつける必要がありそうです。


下りカーブを全て抜けるとそこからは、直線の下りです。ここではすさまじい直線バトルが予想されますが、私的にはここで踏むのか、脚を休ませて最後の平坦のために脚を貯めるのか悩むところです。そして、直線バトルを終えると、静原の交差点がやってきてここで左折です。速度が出ている状態で数台で併走すると接触とか発生しそうです。恐い。

会場周辺には飲食店が数店あります。この定食はなんと1,100円!


静原の交差点を左折すると、最終コーナーとなる泉の交差点を経てゴールになりますが、ここまで来ると各車、残された力を振り絞ってくると思います。不用意な接触に加えてマンホールが多数あり滑りやすく、落車の危険もありそうなので注意しながらゴールまで駆け抜けることになりそうです。


以上が、初心者なりのコースの感想でした。距離は1周、10kmですが変化に富んでいて練習していても退屈はしませんでした。レース当日が楽しみでなりません。




(その3へつづく)↓
koumuin43.hatenablog.com