連日、世界的な株安に襲われています。原因は言わずと知れたロシアによるウクライナ侵攻ですが、その中で私のポートフォリオ中にロシア関連がどの程度あるか調べた結果、全体の0.43%でありその影響は軽微と考えていました。
しかし、その後ウクライナ情勢は深刻化しロシアへの経済制裁も強化され続けています。ロシアの国自体がデフォルトする可能性もあると見立てています。某アナリストによると、ロシアのソブリン債の支払いスケジュールが3月16日、21日、28日、28日、4月4日と続くのですが特に危ないのは3月16日と4月4日だとか。ただ、支払い猶予期間は30日とのこと。
以上のことを踏まえて、昨日Brics5のファンドの全額売却を行いました。幸いにも相当以前から積み立てていた関係で、現状であれば含み益もあることからこれからウクライナ侵攻が長期化し、ロシア経済への不安と世界的なリスク資産への投資が減少すれば、その含み益も吹っ飛ぶと判断しました。一旦、含み益があるうちに現金化します。なお、今後ですが売却し得た現金を、海外株式セクターの他の地域へ等分する形にする予定です。ただ、この不安定な相場環境で一気に他の地域へ売却資金を振り向けるのも難しいため、時間分散をかけて振り向けることになると思います。その為、全体のポートフォリオも変更になります。そちらについては、現在調整中です。
なお、今回の措置に伴う海外株式セクターの地域別の配分は、下図の様になります。