公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

鈴鹿8時間エンデューロ参戦記(その10)

念願のアーリリタイア生活に入ったが、目標を見失い。。。建てた目標がツール・ド・おきなわでの完走。今回はその一環として、鈴鹿8時間エンデューロに参加したお話です。前回は自身のレース内容について、今回もその続編です。


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1回目のピットインを終えた時点では、レース開始後2時間33分を経過。うまくやれば、2回目のピットインを行わずにゴール出来るかもしれない。そんなことを考えながらコースに戻ります。ピットロードから、コース上に戻る合流箇所で接触しそうな人を数件見ましたが、大きな事故には至らず。ただ、ここも注意点だなぁとは感じました。


今回、私が見た中での落車は3名ほどでした。2名ほどはどうやら足が攣ったようで、ロードバイクからうまく降りることが出来ずに落車。もう1名はコース紹介でも触れましたが、1コーナーを抜けた辺りでの落車でした。足が攣った落車は、私も過去に長良川クリテで両足が痙って、ニッチモサッチモいかなくなり芝生スペースに意図的に落車というのがあります。片足が痙る程度ならなんとかなりますが、両足が痙るとどうにもならなくなります。ペダルをこげなくなったロードバイクは、推進力を失い倒れるしかありません。いつも疑問に思ったりするんですが、プロロードレーサーって足が痙った場合、どうしてるんでしょうね? あまりそういうのを見たことないのですが、痛みに耐えながらでもこぎ続けて回復を待つのでしょうか?


1コーナーの落車は、何が起こったのか分かりませんが相当、痛そうで直ちに立ち上がることができない様子でした。審判の方も駆け寄ろうしていましたが、ひっきりなしに参加者が走ってくるので難しいようでした。速度もそれなりに出ていただけに心配でした。


そんなレースも折り返し地点を迎えると、コースにも慣れてきてマンネリ感が出てきます。ゴールラインには大型時計が設置されており、残り時間を知らせてくれるのですが「3:00」と言う表示を見た瞬間、どっと疲れが出てきました。


「まだ、3時間走らなくちゃいけないの? ようやく半分かよ!」 

いっそ、メカトラがでたらDNFできるよね? って考えまで頭をよぎる始末。今回は、短縮レースですがこれが8時間だったら? と考えるとゾッとしました。走りきれるだろうか? ロングライドと違ってレースだから・・・。腸脛靱帯の痛みが出てきたらどうしよう? そんなことも考えましたが、とにかく走るしかありません。







レースを続けることさらに1時間(レース開始から4時間、残りは2時間)。ソロ6時間の参加者以外は、ゴールを果たしチーム戦の参加者は、走者が入れ替わったりし次第に先ほどまで見えていた選手が居なくなり、心細くなっていきます。今回、私はサポート要員がいないので自分の順位もつかめません。そういうことも不安をかき立てます。次回は、サポート要員の確保を考えた方が良いかもしれませんね。


今回、ソロの参加者はフロントホークにトランスポンダを設置していますがチーム戦は、アンクルバンドです。走りながらチェックをしてもトランスポンダ=ソロ参加者がこの時間帯になると、めっきりと少なくなってきました。なので、現在順位が分からないながらも、他車に抜かされても、ソロ参加者で無ければ慌てずに追走をしないことにしました。足の方も次第に品切れが迫っており尚更です。数時間前まで使えていたギアでは、登り坂を登れなくなり始めたのもこの頃です。


ただ、この辺りになると足の攣りの心配はないのですが、次第に日が陰り始めた関係で少々、寒くなってきました。足先が冷えてくるんです。シューズカバーは、ピットにありますし2回目のピットインで装着するかも考えたのですが、ボトル残量も充分にあり、尿意も感じないので悩んだあげく2回目のピットインを省略することにしました。結果、身体が冷えるリスクを拾うことになります。

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今から思えば、レース終盤を考えて1回目のピットで装着すべきでした。

そして、レースが残り1時間を迎えた辺りで私にとっての強敵が現れることになります。まさか、残り1時間でこんなo(^-^)oワクワクした展開を迎えることになるとは、予想していませんでした。



(その11へ続く)