公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

鈴鹿8時間エンデューロ参戦記(その2)

役所を早期退職して、民間企業へ転職。しかし、端的に言って務まらず1年で離職。その後、副業でやっていた株式投資等を本業にしたところ、大当たり。すると、人生に物足りなさを感じてしまい。。。新たな目標を建てると言うことで取り組んだのがロードバイクです。最終的には、ツール・ド・おきなわでの完走を目指すことになりますが、その一環として、鈴鹿8時間エンデューロ*1に参加したお話です。前回は、参加受理書が届いたところまで。今回は事前準備です。



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今回のレースに参戦するにあたり、是非とも克服しなければならない課題がありました。それは、足が攣ることによるDNF*2 の回避です。このレースにさかのぼること過去2戦。ツール・ド・エコパではDNF。チャレンジリーグ’21  はりちゅうエンデューロフェスティバル(夏)では、大幅後退とまともな完走が本年度はなかったのです。両戦ともに原因は、途中の足攣り。後ほどパワー計の数字を見返すと、練習以上の数字を叩きだしていました。本番で火事場の馬鹿力がでるのは、理解出来るのですがそれが続くはずもなく結果的に成績が振るわない原因になっているのは、間違いなかったです。



今回は、それを是非とも避けなればなりません。練習以上の力は出さずに走る。それを徹底するために、サイコンにはWの表示に加えてNP*3も表示させることにしました。とにかく、抑え気味で走る。6時間は長いですから、それで良い塩梅と考えました。


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ツール・ド・エコパでは初めてのDNFを経験した。


次に留意すべき点として、考えたのがピットの閉鎖でした。4輪のレースでも事故でピット閉鎖、ピットレーンの閉鎖がたまにあります。過去のGT選手権などでは、ピットに入ったがピットレーンの閉鎖でコースに戻れなくなり、大幅な順位後退などをみたことがあります。今回のピット閉鎖は、他の時間クラスのゴール時間帯に伴う閉鎖のようです。万が一、これに引っかかると大変です。私は子どもの頃から記憶力の悪さには定評がありまして、特に数字に弱いです。最近、なんかの障害とかじゃないか?と思うときもあります。それはさておき、ピット閉鎖の時間を覚えている自信はないので、ハンドルにメモを貼り付けておくことにしました。

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ピットイン予定時間とピット閉鎖時間をメモ。


そして、今回開催時期が11月と寒い時期点で留意すること。ウェアについても考慮する事にしました。私はレースではスキンスーツを着ることが多いのですが、下に起毛コンプレッションを着ればある程度は、寒さをしのげます。おそらく、起毛コンプレッションとスキンスーツの間に空気の層ができるようで、これがけっこう断熱してくれるからだと思っています。しかし、今持っているスキンスーツは、半袖なのでさすがに厳しいので、長袖のスキンスーツをオーダーすることにしました。






色々、デザインも探したのですが、最近の流行はロゴなんかの入っていない地味なモノが多く、ロゴとか入っているのが好きな私には物足りないと感じていたところ、ビワイチ中のサイクリストがチャンピオンシステムのスキンスーツを着ているのを見かけ、一目惚れ。さっそく、オーダーしました。ただ、納期が4週間と開催日ギリギリでした。このチャンピオンシステムのウェアは、キナンサイクリングチームなどもサポートしているようです。あとは、スキンスーツも夏用の非常に薄いメッシュ的なものから、今回注文した非常に薄いツルツルしたモノに加え、シクロクロスなど起毛で防寒のための襟が付いているものもあるようで今回、使い心地がよければ色々な種類を買いそろえようと思っています。




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(その3へつづく)↓
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*1:日本のサイクルエンデューロの草分け的大会として2000年に始まったスズカ8時間エンデューロ。開催当初は東ショートコースで最長種目4時間エンデューロでスタートして20年!第3回大会ではフルコースで8時間エンデューロが登場し、早くも現在の形を形成。鈴鹿サーキットを舞台に開催される本大会は「自転車の8耐」として親しまれてきました。多くのエンデューロファンに愛される本大会は2019年に20回の節目を迎えることができ、今年から40回、50回と次の節目に向かう新たなスタートを切りました。

*2:DNF 途中棄権 Did Not Finish

*3:パワートレーニングでは、NP(標準化パワー)という専門用語が頻出します。NPは、平均パワーを、走行中の変動の範囲をもとに調整したもの