公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

上司の見かけと本性について

今回は、役所を辞める1ヶ月ほど前に経験した上司の対応について、述べたいと思います。
私が役所を辞めるとき、何人かの上司、元上司にその話が伝わりました。その時の反応が興味深いものがありました。


まずは人物紹介
・上司A(退職当時の直属上司、課長級)
技術畑の出身で民から官へ移ってきた来た人。あまり本音は漏らさないが、自身の能力についてはあまり高いとは思っていないらしく、課員に支えられているとたまにボソッとつぶやいている。出世には興味がなく、課長になったのも少々後悔している節も。

・元・上司H(総務部長まで務めた人間、私と一緒の課内で働いたことがある)
事務畑出身の人物、学歴はそんなにない。人当たりが良く、バランスの取れた人間。俗に言う人畜無害。元部下にはけっこう信頼されているようだが。。。。どちらかいうとイエスマン。不明不満があっても表だっては話さない。



まずは、上司Aの反応ですが「残念だが・・そうか・・本人が決めたのなら仕方がない。腹を決めたんだね。」と言う反応でした。ただ、最終日はお互いに少々泣きながらさよならをしました。私の心身両方が限界に来ていることも感じていて、まずは私の心身の健康を保つことが大事だと考えてくれたのだとと思っています。

で、本題はここからで元・上司Hですが、これがくせ者で開口一番言った言葉が「○○事業はどうなるんだ!」でした。彼は人当たりは非常に良いのですが、ここで本音が出たという感じでした。その後も何度かやりとりはしましたが、私の心身の健康を心配するような発言は最後まで一切ありませんでした。今まで「人当たりの良さにだまされていたのか?」っていうのが私の正直な感想です。


つまり、日頃の上司の言動が俗に言う「猫を被っている可能性」を意識する必要があったのです。そのあたり、私は世間知らずだったのでしょうね。これから役所や会社を辞める計画をお持ちの方、職場の悩みを上司に相談する方、相談相手は見かけにだまされずに慎重に選んでください。それがその後の展開に影響します。

人当たりの良い上司があなたを心配してくれているとは限らない。


あと、相談相手を選ぶときは営業職の人間は避けた方が良いと思います。彼らは口先でモノを売るのが仕事です。ですので、軽薄な人間の割合が多いです。私が民間企業に勤めて思った感想です。事実、相談事を持ちかけたらいつの間にか管理職に筒抜けだったという笑えないお話がありました。他方、バックヤード的な業務や技術屋さんは口先は、少々乱暴でもしっかりと向き合ってくれる人が多いように思います。参考になれば幸いです。



相談事を持ちかけたらいつの間にか管理職に筒抜けだったという
笑えないお話はこちら↓

koumuin43.hatenablog.com