アーリリタイア生活に入って6ヶ月を過ぎたあたりで、家族が入院しその流れで私が食事の準備をすることが増えました。そして、どうせ自炊するならということで色々な工夫をしています。
前々回は、①冷凍食品は極力、業務スーパーの安いモノを使うについて。
前回は、②総菜はスーパーの閉店間際の見切り品を狙う。をお送りしましたが今回は、
③冷蔵庫のパーシャル庫を有効に使う。について述べたいと思います。
ところでパーシャル庫ってなに? ですが実は我が家はパーシャル庫付きの冷蔵庫があるのにも関わらず、ほとんど使っていませんでした。しかし、このパーシャル庫はすごい優れものです。
パーシャルとは・・「セ氏零下3~零下8度程度の冷凍状態で食品などを貯蔵する方法。部分凍結。微凍結。」とあります。ざっくりと表現すると、ギリ凍っているという感じでしょうか? 通常、冷凍保存するとどうしても品質が劣化してしまいます。でも、冷蔵保存は冷凍のように長期保存は出来ません。しかし、パーシャルを使えば両方のいいとこ取りが出来ます。
保存期間 : 冷凍 > パーシャル > 冷蔵
品質の維持: 冷蔵 > パーシャル > 冷凍
という感じです。こうやって表現すると、冷凍、冷蔵の両方のいいとこ取りであることがよく分かると思います。
では、具体的にはどうやって使っているかと言いますと。スーパーの見切り品の肉やお魚を買ったとします。賞味期限は本日中です。その場合、冷凍保存すれば飛躍的に保存期間を延ばせますが、明日~2日後食べるというような場合パーシャルを使いっています。品物にもよりますが、冷凍と冷蔵の中間の性質があるパーシャルを使えば、品質の劣化を抑えながらある程度の保存期間延長が可能だからです。お刺身などはこれで賞味期間+1日ぐらいは楽勝でした。
ただ、貝類は試していません。特にシジミやハマグリなど生きた状態で流通しているモノについては、パーシャルを行った場合、貝が死ぬのではないかと懸念しているからです。このあたり、詳しい方がおられたら教えて頂けると幸いです。我が家の冷蔵庫は20年選手ですが、最近の冷蔵庫のパーシャルはもっと進化しているようです。もし、自宅の冷蔵庫のパーシャルを使っていない方がいらっしゃったら、一度説明書片手に有効活用を試みてはいかがでしょうか?
次回は、④料理番組の有効活用。について、述べたいと思います。最近はネットで検索すればおいしそうなレシピは、たくさん出てきますが敢えてTVの料理番組を使うのはいかがでしょうか? そういうお話です。
(その4へつづく)