公務員、早期退職(公務員 → 民間 → アーリーリタイア)

43歳で地方公務員を早期退職し、民間勤務1年を経てアーリリタイアし専業個人投資家に転身した瀬野航太のブログです。資産運用歴は兼業時代も含めて23年。投資手法は昔ながらのアセットアロケーションです。

2020年振り返りとご挨拶 その4(43歳早期退職公務員→民間→アーリーリタイア)

 いつもブログを見ていただきまして、ありがとうございます。今回もブログの書き込みを見て1年を振り返ってみようと思います。(一部、書き込みが低迷した時期は、ブログ記事がないのでそこは思い出して書き込みます)


1月~3月の振り返りはこちら↓
koumuin43.hatenablog.com



4月~5月の振り返りはこちら↓
koumuin43.hatenablog.com



6月の振り返りはこちら↓
koumuin43.hatenablog.com




7月:その頃、職場に新人さんが配属されました。新人と言っても、バリバリのたたき上げの転職組です。彼は、すごい勢いで仕事をこなしていきました。一緒に仕事をして10日ほどで、彼には勝てないと悟りました。彼は、類似業態からの転職ですから当然です。

振り返って考えてみると、その職場で私が評価されたことは「説明書類作り」「安全委員会の運営」ぐらいでした。明らかに役所時代の延長の業務でしか評価されていません。業務改善については、他社の事例を参考に提案したことはありますが、あまり受けは良くなく「まずは、会社の型(かた)を覚える方が先じゃないの?」という回答でした。

そして、その新人さんは私が手がけることのできない範囲の仕事もこなしていきます。ある意味では、うまみのある仕事ばかりをこなしているようにも感じました。(うまみのある仕事=上司受けの良い仕事)本人には、そういう自覚はなかったとは思います。人間的には、問題の無い方でしたから。






ここで思ったのは、民間出身者というのはそうやって貪欲に自分をアピールしていくんだなということでした。役所の場合、そういうことよりもコツコツ、地味な仕事をこなすことを要求される事が多かったです。なぜなら、上司受けする仕事は声の大きい人達(議員や有力者)の場合が多いからです。全員、役人がそういう仕事ばかりに群がれば、本当に助けが必要な人や弱者の声を取りこぼすことになります。今の状況でも弱者の声を全て拾い上げることはできていませんが・・。

そして、改めて「この職場では私は活躍はできないし、職場にも価値を提供はできない。」と感じました。そして、ブログの書き込みにもこういう記述がでてきました。

求められる水準、実績との乖離。そして私の中の納得度。全てが閾値から外れました。


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このあたりから、あと1週間がんばってみよう! という感じで小刻みに退職を考えるようになります。






(その5へつづく)