車を乗り換えましたが、それに伴いタイヤのサイズも変わりました。今まで使っていたインパクトレンチのソケットもサイズ変更になり、楽天から取り寄せることにしました。
この手の工具は、価格帯がすごく広くて数百円から数千円まであります。同じ機能なのに、価格帯に開きがあるのは、工具の精度も影響があるのだと思います。安い工具を使うと、ボルトをなめたりします。私が過去に安いエクステンションバーを使ったときは、途中で折れるというあり得ないことが起きたことあります。
※エクステンションバーとは、ラチャットのハンドルとソケットの間に使用して、延長する棒状の器具。
そういうことから、信頼性のあるメーカーとして私が選んでいるのは、KTC、TONEです。両者とも上場企業だったりします(笑)。KTCは、私が学生の頃にもお世話になっている自動車整備工業でよく使われているブランドです。TONEは、役人時代に取引先のポンプメンテナンス業者さんが使っているブランドでした。そして、民間企業勤務時代に支給された工具もTONEだったします。
今回は、KTCの製品を選んでみました。ここでKTCについて復習しておきましょう。
KTC。正式名称は、京都機械工具株式会社。京都府久世郡久御山町に本社があり創業は1950年とあります。けっこう、老舗ですね。ただ、住所がここどこ?という感じです。調べてみると京都市の南にある町のようです。京都府って京都市に印象が強すぎて、他の市町がかすんで見えるようなきがします。ちょっと、気の毒です。さて、それはともかく届いた製品を見てみます。
パッケージを見る限り、簡素ですがなにやら自己主張をしています。「難攻不落ソケット」「独自構造」さらにパッケージの裏面を見ると
なるほど、ソケットが破損してもバラバラにならないようです。よく考えてみると、たとえば建設工事現場で足場などを組み立てているとき、もしソケットが破損しバラバラになって落下したとします。もし、下に別の作業員が居て頭部に直撃したら、大惨事です。それを防ぐ意味で有用なんだと思います。このあたりが先頃述べた工具の価格帯の差につながるのでしょうね。
同じような工具に見えても付加価値がついている、そしてもう改良の余地が無いと思われる工具でもこうやって改良を続ける、こういう姿勢とか企業は好きだったりします。投資先候補に入れたいと思いました。
そんなKTC、四季報で見てみると
PER 12.1
PBR 0.44
予想配当利回り 3.89%
と私好みでした。TONEと比較し、投資先として検討です。