最近、久しぶりに走りたいロードバイクの練習コースがあります。それはずばり、豊岡市、城崎温泉周辺のライド。コース的には高低差がけっこうあって、走り甲斐がありますがそれなりに疲れます。
スタート地点をどこにするかにもよりますが、私は神鍋高原の道の駅をスタートすることが多いです。このコース、時計回りに回れば劇坂の神鍋高原が最後に来ます。反時計回りに回れば、はじめに劇坂が来ます。どちらを選ぶかですが、反時計回りだと、道が少し荒れているように思いますので私は時計回りが多いです。
時計回りで回ると、コウノトリ但馬空港を超えてその後、交通量の少ない豊岡市の郊外を走り、城崎温泉駅と城崎温泉を突っ切ります。
城崎温泉は、写真映えする風景もたくさんありますししばしロードバイクから降りて、風景を楽しむのも良いかと思います。しかし、ここからが大変です。城崎温泉の中心部を外れたあたりから劇坂が待っています。途中、鋳物師戻峠というのもあります。あまりの峠に鋳物師が引き返したとかいう伝承があるみたいです。その峠を越えてしばらくすると日本海が見えてきます。
しかし、このあたりからコンビニが見当たらなくなり補給が難しくなります。まさに自動販売機が命綱になります。初めてここを訪れた頃は、それに気づかず補給食も使い切り途方に暮れました。幸い集落の中の個人商店でパンを買えたので事なきを得ましたが、次回は補給食を手当てしておかなければなりませんね。
このあたりは本当に風光明媚です。山陰海岸ジオパークの範囲内でもあるので当然と言えば、当然ですが素晴らしい景色です。是非、天候の良い日に訪れたい。しかし、そういうのんきなことを言ってられるのもここまで。地図的に日本海から南下するあたりから劇坂の気配が現れます。
次第に坂がきつくなり、ギアの枚数が少なくなり始めた頃に最大の山場が訪れます。つづら折りの山越えです。無理せず、素直に歩いた方が良いかもしれないと思うときも何度かありました。
しかし、この坂を越えればあとは長い下り坂。下り続ければスタート地点の道の駅へゴールです。道の駅には温泉も完備されています。ここで汗を流せば疲れもとれるはず。ただ、ここから私は帰路で車の運転が待ってますが・・。
でも、近々このコースは走りたいですね。